『孫秋生造像記』『石鼓文』
こんにちは!澄華(ちょうか)です。
暦の春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続きますが
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は今月の課題、臨書部『孫秋生造像記』と『石鼓文』の半紙課題の
練習をしました。
今月は期の最後の月ともあり、今まで練習してきた課題の
総まとめの課題となっています。
『孫秋生造像記』 楷書/北魏 『迹登十地。五道』
迹は十地に登らんことを。五道の
【文意・語意】足跡は十地のあまねく及ぶように、五道の…。
※十地…〔仏〕菩薩の実践の段階を10に分けて示したもの。
※五道…〔仏〕六道から修羅道を除いた、地獄・餓鬼・畜生・人間・天上の五つの世界。
今回の学習のねらいは
①周囲の余白や字間の取り方、中心に注意。
②点画の切れ味を表現するために、運筆の速さも意識。
③「五」は少し小さめに全体に調和させる。
練習をして わかったこと。
切れ味を出すために運筆の速さに工夫して書く、
「五」が少し大きくなったので次回の練習で注意して書こうと思います。
「石鼓文」篆書/東周〈戦国〉・秦 『徒へん孔庶』
徒へん(とへん)は孔(はなは)だ庶(おお)く
【文意・語意】 供人はこんなに多く、…。
今回の学習のねらいは
①一字一字の中心の取り方に注意
②横同士の重心に注意してまとめる
③方向が変わる部分では角張らないように注意
④文字の傾きに注意
練習をしてわかったこと。
横同士の重心をそろえて書く、「馬」へんの書き方が誤っていたので
次回に生かしたいと思います。