【日本習字臨書部】初めて学ぶ篆書「散氏盤」。丸みのある文字に心惹かれて
こんにちは!澄華(ちょうか)です。
10月より、日本習字臨書部の後期課題が始まりました。
今回から取り組むのは、西周時代の金文「散氏盤(さんしばん)」です。
これまで学んできた古典とはまた違い、今回は初めて学ぶ篆書。どのような文字に出会えるのか、課題が始まる前からとても楽しみにしていました。
丸みのある文字に、心がほっとする。散氏盤の魅力

散氏盤は、金文書法の神品と称される古典です。
実際に手本を見て、まず感じたのは、文字のかわいらしさでした。
字形は扁平で、角がなく、丸みを帯びた形。曲線が多く、どこか素朴で温かみのある趣を感じます。
画数の多い文字もたくさんありますが、直線的な文字とは違い、曲線をゆったりと描いていくような印象です。
実際に書いてみると、曲線が多いこともあり、自然と気持ちもゆったりとしてきました。書いているうちに、なんだか心がほっとするような感覚がありました。
また、文字の重心が左右に動いているため、一文字一文字に変化があり、全体としても動きのある伸びやかな印象を受けます。
同じ篆書でも、これまで知らなかった表情に出会えたことが新鮮でした。
書き進めるほどに広がる、散氏盤の世界


半紙課題に取り組んだ後、条幅にも挑戦しました。
条幅は、書けば書くほど散氏盤の世界に引き込まれていくような感覚がありました。
今回、特に意識したのは、文字の大きさを揃えることです。
画数の多い文字もあれば、比較的すっきりとした文字もあります。それぞれの字形を生かしながら、全体の大きさを揃えて書くことを心がけました。
文字の形や曲線の表情を感じながら、一文字ずつ丁寧に向き合う時間。初めて学ぶ古典だからこそ、新しい発見があり、書き進めることがとても楽しく感じられました。
これから半年間、この散氏盤と向き合っていきます。
まだ学び始めたばかりですが、書くたびに新しい発見がありそうです。
古典の魅力を少しずつ深く味わいながら、自分なりの表現を見つけていきたいと思います。


これまでの臨書部での学びや、過去の課題についてもブログに綴っています。よろしければ、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ぜひ、これまでの学びの歩みもご覧いただけたら嬉しいです!
